西郷隆盛は、明治10年(1877)9月19日から同24日未明に至る6日間、この洞窟で起居した。
しかも、薩軍と政府軍との城山攻防戦という西南戦争の最終段階において、政府軍の城山包囲網の中、西郷隆盛はこの洞窟で過ごし、最後まで薩軍の指揮をとっていた場所として、重要な史跡である。
現在の洞窟の規模は、奥行きが4m、間口が3m、入口の高さは2.5mである。
昭和49年(1974)、鹿児島市の記念物(史跡)に指定された。
所在地 | 鹿児島市城山町 | ||
---|---|---|---|
出来事 | 年/150年後 | ||
備考 | 交通/シティビュー 西郷洞窟前バス停 |
近くの史跡めぐり
-
- 1 西郷隆盛銅像(さいごうたかもりどうぞう)
-
- 2 南洲翁開墾地遺跡碑(なんしゅうおうかいこんちいせきひ)
-
- 3 幼年学校跡碑(ようねんがっこうあとひ)